マネジメントは、理論や技術を覚えれば、実践できるものなのでしょうか。
確かに、マネジメントとは何をすることかに関する基礎理論を学び、人を育成する技術、議論や対話の技術を学ぶことは必要です。
でも、それを身につければ、明日からマネジメントができるのでしょうか。
私たちの支援者である、ヘンリー・ミンツバーグ教授は、
「マネジメントは経験の科学である」と言っています。
泳ぎを覚えるように、実際に水の中に入り、手足を動かし、自分で経験しなければ、身につかないものだと言っています。
日々の経験をただ、やり過ごすのではなく、そこから学んでいく。その積み上げが、自分なりの理論を創り出し、マネジメント能力を高めていく。
大切なのは経験したことを、自分の力に変えていくことです。
この考え方から、ヘンリー・ミンツバーグ教授が世界で展開しているミドルを元気にするための活動が、
「コーチング・アワセルブズ」です。
ミドル・マネジャーたちが、毎週集まり、自分たちの経験を持ち寄る。
自分の経験を振り返る中で、その中にある意味を探る。
お互いの経験を自分の経験の中に取り込む。
いわば、ミドル・マネジャーのためのQCサークルです。
日本では、「リフレクション・ラウンドテーブル」という名前で、ジェイフィールがその展開を担っています。
ミドルの活性化のカギは、経験の共有と共感の連鎖にあります。