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コラム・日記(2018年11月)

これからのリーダー育成について考える。「リーダーとは何か」の話。 2018年11月16日

昨日、リーダー育成についてのセミナーを開催いたしました。
今回はイギリス エクセター大学のゴスリング教授と、
リフレクションラウンドテーブルをもってリーダー育成に取り組んでいる、旭化成株式会社の取締役兼上席執行役員 人事担当の橋爪様というゲストを迎えての豪華なセミナーで、たくさんのお客様にご来場いただくことができました。

まずは重光からの「今、社会が限界に来ているのではないか」という問題提起からセミナーは始まりました。
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歴史上、国家に期待した時代があって、次に企業に期待した時代があったのですが、どちらも裏切られて今があります。
今また昔に逆戻りして、自国第一主義を謳う国が出てきたことも、社会の限界を感じさせます。
私たちの時代は、多くの人が大学を卒業すると企業に入社しました。
企業にはヒト・モノ・カネ・情報があり、それはやりたいことを実現するためには必要であり、魅力的でありました。
しかし今、ヒト・モノ・カネ・情報を個人が持つ時代になりました。
行動力があって、思いがあって、やりたいことを個人で実現できる時代。
企業の魅力って、何でしょうか。

かつてのリーダーの在り方は、
競争に勝ち、組織をけん引し、「あるべきリーダー像」を追及する・・・そんな姿が求められていました。
それが、社会のあり方を追求し、人を巻き込み、自分らしさを追求するフェーズへと変わりつつあります。

そんな問題提起をしたあとに、ゴスリング教授からリーダーについてのお話をしていただきました。
IMG_2625.jpg
冒頭は地球が今、危機的な状態にあると、環境問題について話がありました。
環境問題については、多くの企業で取り組みが進んでおり、イノベーションの話においても外せない課題となっています。
地球をこんな風にしてしまった私たちのこれまでを問い直さずにはいられません。
そして若い世代は私たちのことを見ています。
自分たちのこれまでを問い直さずに、「リーダーとはこうあるべき」と言われても、誰が聞く耳を持つでしょうか。

そんな前置きがありながら、リーダーの姿についてはいくつものアートを見ながら、解説してくれました。
若い時はidentityを得ることが原動力になったり、うまく管理する喜びが強調されたり・・・ということがありますが、リーダーシップは複雑でとてもパワーを要するもの。
何か喜びがないと続けるのは難しい。
今、リーダーに大切なことは「つながる」ということ。
つながる喜びを私たちは学び直す必要があるのではないでしょうか。

そして最後に、旭化成株式会社のリーダー育成への取り組みを人事担当の橋爪宗一郎様からお話いただきました。
IMG_2628.jpg
「上から変わらなければ組織は変わらない。自らの成長をまずは経営層にやってもらいました。」
というのが始まり。
成長の文化創りは上からということで、トップからメッセージも発しています。
「人と組織の活力と成長」⇔「ビジョンの実現」「社員の幸福」という相関関係を大事にし、プロフェッショナル集団として成長することや、グローバルで活躍できる人と組織になることなどを目標にしています。
今年の春からマネジャー育成のひとつとしてリフレクションラウンドテーブルをスタートし、10月に全20回を終えたところです。
受講したマネジャーからはこんな感想があったそうです。
・内省する癖がついた。思いついたことはスマホですぐに記録するようにしたり、電車の中でも考えている。
・周りをよく見て、よく話しかけ、コミュニケーションを取るようになった。
・マネジャーはもがき苦しむものだということを受け入れられるようになった。

また、今後のリフレクションラウンドテーブルに貢献したいと、ファシリテーターを希望する人が何人もいたとか。
今後は卒業生がファシリテーターとなって継続していくようです。

最後に橋爪さんご自身の気付きをお話してくださいました。
「マネジメントは教えられない。マニュアルはないし、ノウハウではないので、実践→気付き→工夫を繰り返してもらうしかないなと思いました。その気付きを得るために、内省と対話の場が有効だと思っています。」
「内省と対話の場には、安全・安心な場/心理的安全性が大事です。それは職場も同じこと。闊達な議論ができる職場になるために、大事なことです。」
まさにリフレクションラウンドテーブルそのもののことです。

IMG_2626.jpg

ご参加の皆様からは
「進むべき道が見えた」「奥が深いゴスリング教授の話と、実践的な橋爪様の話がよかった」といった感想のほか、
「難しかった」という率直な声もあり、いろいろと考えさせられる場となったようです。

佐藤将 連載コラム 「ニッポンが世界を元気にする」⑱ 2018年11月15日

次世代ラプソディ(一)

最近、気づいた。

ミレニアル世代の多くが、
「自分の個性がない事が悩み」
「自分らしさがない」と思っていることを。

「個性を出せと言われても」
「自分らしくと言われても」と苦しんでいることを。

どうしたらいいのだろう・・・
本当の意味で「自分らしく」生きるには?

そもそも「自分らしさ」や「個性」は必要なの?

***********************************

先日、森で、次世代リーダー研修を行った時の事。

「あなたの感性に触れる物や光景は何?」

その問いに対して
ひとり一人が
探してきて
または写メを撮って
持ち寄る。

めいめいが違う物。
(!!!)

「選んだ理由を語り合ってください」

森をナビゲートしてくれる小野なぎささん(一般社団法人森と未来代表)が問いかける。
っと、堰を切ったように話をはじめる。

普段おとなしく
発言に慎重な受講生が
なんのフィルターや
リミッターもなく・・・

(個性は出せなくても、感性なら出せる・・・?)

***********************************

数ヶ月前のこと。

あるクライアントのグローバル理念やビジョンを映像化。
海外のアソシエイトに向けた映像だけに
最後、構成や字幕を確認する。

顧客側からは、強烈な思い入れを持ったマネジャーの方々だけでなく、
「感性のいい」ミレニアル世代の方も参加された。

当初、収拾がつかなかった・・・

あれや、これや・・・
めいめいが「感性」を出し合っても
映像やセリフには正解がない。

ロジックで説得しようとしても野暮。
前例踏襲も何か違う。

(これ、決まるのか・・・)
(感性は一人ひとり違う)
(合うか合わないかの問題だから・・・)

けど、そのうち
一人ひとりが感性を出し合っているうちに
お互いの思いが伝わり
共鳴しあい
尊敬しあい

不思議なことに
自然に決まっていくようになる。

何か不思議な力に導かれるように・・・
(感性を重ね合うと・・・つながる?)

***************************

現代の東京。
オリンピックに向けた再開発が進む
夜景が美しい街。

若手ミレニアル世代の中に
成果へのプレッシャーや
同調圧力によって
自分の感性や感情、感覚を
切ってしまう人がいる。

「感情を持っていたら、やっていられない」
「自分という感覚が消えていく」
「悩むより、考えよう」

本来持つ
相手を傷つけたくないというやさしさや
周囲への遠慮配慮から
自分の感性や感慨、直感を
抑え込んでしまう人がいる。

「自分の感性を出すなんて・・・」
「自分の思いって・・・」
「出すより、我慢しよう」

・・・本当にそれでいいの?

***************************

現代のプノンペン。
急激な経済発展が進む
活気溢れた街。

数年前、その街の孤児院に行く。
ただ孤児院と言っても
貧しい農村部で選ばれた子ども達が
外国資本の援助を受け
高等教育まで受けるための施設。
遠く離れた農村部に
親兄弟がいる。

「みんなの夢は何ですか?」

選ばれた小中高生たち10数名に問いかけると
めいめいが
素晴らしい答えをする。

「先生になって教育に関わりたい」
「ビジネスマンになりたい」
「お医者さんになりたい」

でもなぜかテンションが上がらない・・・
(夢を語ってもらっているのに、なぜ?)

最後、一番年少の子に聞く。
「どうして、ビジネスマンになりたいの?」

少し困った顔をした後、
もじもじと応える
「そうなって欲しいと、ママパパに言われたから」

一斉に子ども達が振り返る。
まるで言ってはいけないことを言ってしまったかのような視線で・・・
一瞬にして氷解した。

その後、
休憩時間、素顔に戻った子どもたちが駆け寄ってくる。

「本当は踊り子になりたいの。カンボジアの伝統芸能の踊りが大好きなの・・・」
「でも、そう言ったら先生や親に怒られるから・・・」
「本当は勉強は大嫌い」
「でも大学行かないと親を悲しませるから・・・」
「本当はサッカー選手になりたいん・・・」
「ジャーナリストになってこの国の歴史を伝えたい・・・」

多くの次世代が同じ思いを抱えているのかもしれない。

***************************

現代のニューヨーク。
20世紀のザ資本主義感が漂う
セピア色の街。

そんな中、
今のティーンエイジャーたちに人気のブロードウエイ劇があると言う。

「スクール・オブ・ロック」
日本ではあまり聴いた事のないミュージカル。

古びた劇場に足を入れると、
アメリカ国内の修学旅行生たちで一杯。

当時、銃規制反対ムーブメントで注目を浴びる
アメリカの高校生たち。
確かに、何か雰囲気が、
10数年前の、ティーンエイジャーのイメージと違う。

最後のシーン。
ロックバンドを組んだ主人公達の叫びに高校生たちが熱狂的に呼応する。

We play not just for win
We play for ROCK

***************************

ブロードウエイからの帰路、
昔、働いていた摩天楼の高層ビル街を通り過ぎる。

そうか、次世代が働く理由は、勝つためだけじゃなく
魂を揺さぶり繋がるためなのかもしれない -- 

We work not just for win
We work for ROCK

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