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コラム・日記(2018年12月)

タイガーモブ×ジェイフィールコラボセミナー 『次世代育成3.0』を開催しました
3.0とは何でしょう? 2018年12月17日

12月11日、タイガーモブ×ジェイフィールコラボセミナー 『次世代育成3.0』を開催いたしました。
今回のサブタイトルは「~もはや次世代ではないけど~」です。
この意味とは...???

まずはタイガーモブの代表 菊地恵理子さんにご本人の思いと、タイガーモブでの取り組みについてお話いただきました。
菊地さんのパワフルな行動力と明るさとイキイキとした感じに皆さん少し圧倒されていましたが、とても興味を惹かれた様子でした。
タイガーモブは次世代リーダーの創出をミッションとしており、海外インターンなどを通じて、グローバルに繋がる若者を増やすことや、企業のグローバル化を支援しています。もともと会社員だった菊地さんが自分の思いから立ち上げた会社です。
菊地さんはお祭りが大好き!「お祭りって気分が高揚しませんか!?」といつもおっしゃっていますが、そんな状態を作り出したいと語っているときの彼女はいつもイキイキとしています。

続いて、同じくタイガーモブの菊池佳さんから主に"STARTUP AFRICA"のお話を聞かせていただきました。
seminar_3.0_5.jpg
佳さんは前職でアフリカでの新規事業開発を経験されており、今やっている"STARTUP AFRICA"は新サービスの営業を体験するビジネス視察兼海外インターンシッププログラムです。
文化も言語もわからない場所へ行っていきなり営業をする。これは大きなリフレームになるのだそうです。
お金を稼げば幸せになれるというわけではない時代において、なぜ自分はこの仕事をしているのか、自分は何がしたいのか、WHYを見つけることが大事だと桂さん。
しかし、WHYが見つからない人だってたくさんいます。
WHYとACTIONを繰り返すことによって、WHYはつくれるというお話に、参加者の皆さんが大きく頷いていました。
佳さんが大事にしているのは「育てる」のではなく「環境をつくる」こと。例えばアフリカの若者はポテンシャルはすごく持っているけど、育つ環境が不足している。環境さえつくってあげられれば、勝手に育つと思っているとのお話に私はとても共感しました。

参加者同士の対話を挟んで、次にJfeelのプログラムを取り入れていただいた2社から、事例紹介をしていただきました。
まずはブラザーインターナショナル株式会社の内藤 礼登様より、グローバルリーダーシッププログラムの取り組みについてのお話いただきました。

seminar_3.0_4.jpg

日本国内だけでなく、東南アジアを中心として海外にも拠点がある同社は、国を超えての文化や課題の共有に一工夫いるのですが、今回のプログラムでは100年続く会社の歴史・チャレンジの歴史を学んだり、この機会がなければ知ることがなかったメンバーの原体験などを対話することで、コミュニケーションが醸成されたとのこと。ブラザー文化・DNAを本社で学べたことには皆さんが感激していたというお話でした。

最後はライオン株式会社の明間 洋子さんから、次世代リーダー育成プログラムのお話をしていただきました。

seminar_3.0_1.jpg

研究開発部門の30代前後の若手が取り組んだプログラムについて、全体的な流れと、その時々に感じた明間さんの感想を聞かせてくださいました。前半の自己探求においては「モヤモヤ」が多く、「この研修はこれで本当にうまくいくのだろうか」と不安を抱えていたという正直なご感想。転換期は「未来とつながる力」のフェーズで森に入ったときのこと。この時は一般社団法人 森と未来の小野なぎささんにご協力いただき、自分の感覚と深く向き合い、自己肯定感を高めることで他者理解にもつながるという研修を行いました。
明間さんも一緒に体験されたのですが、「今までにないくらい自分について考える時間になった」とのこと。
これを機に「実は...」とそれまで隠そうとしていた原体験を語りだす人や、自分たちが描く未来は一見事業と離れているようで実はつながっているんじゃないかと、みんなの考え方が変わっていったそうです。
今回の研修で安心安全な場づくりができたことで、みんなが自己開示ができ、一体感が生まれたと感じています。
そして、参加したメンバーが「僕たち・私たちがリーダーシップを発揮していくんだ」と意識が変化したそうです。
同社では30代半ばのマネジメント層にも研修を行っています。
また、若手の最終発表をマネジメント層にも聞いてもらっています。
両方にアプローチしたことがよかったともおっしゃっていました。
明間さんは「これからが本番だと思っています」とも。
変容した若手を受け入れる土壌づくりをしていきたいと語っていらっしゃいました。

seminar_3.0_3.jpg

さて、3.0とは何かという話ですが...
1.0 は育てる時代。新入社員を手厚く指導していた時代です。
2.0 は育て!の時代。即戦力化を求め、自分で学べという時代です。
2.5 はやっぱ育てる!の時代。2.0の反省を踏まえ、1on1などが始まった頃ですが、徹底的なプログラムで20代を育てた時代です。
そして、3.0 はみんなで育つ時代。
みんなが主役であり、コミュニティをつくって長期で育っていく時代です。

私が感じたのは、1.0や2.0の時代に社会に出た者としては、このリフレームは簡単ではないということ。
自己を探求するのとは真逆で、上司に指示されたことを確実に遂行し、会社に貢献することを求められたわけですから、「君は何者なの?事業につながらなくてもいいから、君は本当は何をやりたいの?」と言われてすぐに答えられなくて当然です。
しかし、そんな探求をしてきた世代のことを「理解できない」といって関わろうとしないとか、
自分のやり方を押し付けてしまうとか、そんなことはしたくないと思います。

今の事業は10年後、20年後にはなくなっている可能性が高いと言われています。
今の20代には事業を興す力が必要です。
原体験からもたらされる内発的動機がやる気スイッチとなり、未来ビジョンを描いていく...そんなリーダーシップが必要となる時代になりました。
20代・30代は「次世代」ではなく、すでに「主役」です。
上の世代は彼らが育つ環境をつくり、ともに未来を描いていく必要があるでしょう。
若い世代からも学びを得たいし、一緒に考えていきたいと思うのです。

第3回:CSRの現場からこんにちは!
「働き方改革」を「働きたい改革」へ ~渋谷をつなげる30人におじゃましました!~ 2018年12月17日

学生の時、一番わくわくしたのは友達と渋谷でプリクラを撮って、マクドナルドでてりやきバーガーを食べて、ウィンドウショッピングをすることでした。でも、渋谷は今では毎日出勤する(ジェイフィールは渋谷にあります!)良い意味でも、悪い意味でも、"日常"の場所になりました。
あの時のわくわくが思い出せる「渋谷」に、私はまた会うことができるのでしょうか?

みなさん、こんにちは!齊藤です。
CSRの現場からこんにちは!シリーズ第3回の今回は、ジェイフィールの片桐が参加している「渋谷をつなげる30人(通称、渋30)」のセッションにおじゃましたレポートです。渋30は、渋谷区の総合政策「ちがいを ちからに 変える街。渋谷区」で掲げる20年後の渋谷区未来像を実現するために、渋谷区の企業・行政・NPO市民の30名が参加し、連携して「つながり」を深めながら、課題達成のためのビジネス活動を約半年かけて立案・実行する、まちづくりプロジェクト。渋谷エリアの魅力発信や中高生のキャリア教育...などなど複数のプロジェクトがその中で走っているようですが、今回は【~「働き方改革」を「働きたい改革」へ~ "幸せに働くためのアイデア"を渋谷から生み出すには】というオープンセッションに参加してきました。

参加する前に「セッションの目的」のリード文を見た私は、首がもげる程、頷いてしまいました。
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「働き方改革」が進んでいるのに、ちっとも幸せになってない!?
月曜日の朝は会社に行きたくないし、プレミアムフライデーは名ばかり、残業するなと言われても仕事の量は減らない...。なぜ「働くこと」に関するモヤモヤは無くならないのでしょうか。
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あー、プレミアムフライデー...ってあったなぁ。あれ?シャイニングマンデーはどうなった??私自身はありがたいことに、月曜に出社するのは苦でなく、残業するなとは言われたことはないですが(笑)、企業で働く私の周りの多くの人が、そんなことを口にしているような気がします。
ジェイフィールが2017年に行った調査でも、働き方改革の成果として「長時間労働の低減」「経費の低減・削減」といった数値の変化は感じられていても、「社員のモチベーションや創造性の向上」「(結果としての)イノベーションの創出」といった個人レベルでの効果の実感にまでは至っていない様子が見受けられます。

調査グラフ.jpg

(株式会社ジェイフィール「『今の働き方改革はひとのためになっているのか』調査(2017)」から引用)

今回のセッションでは、簡単な自己紹介の後、自分が働きたいと思える環境についてワールドカフェの形式で対話をしました。キーワードとして「フラットさ」「自由」「多様」という言葉があげられました。

ワールドカフェ写真.jpg

少し前に話題になった神戸大学と同志社大学のチームによる調査「所得や学歴より『自己決定』が幸福度を上げる」でも、進学する大学や就職する企業を"自分の意思で決めたか"が、結果としての所得や学歴よりも幸福度に大きく寄与しているとのこと。本調査は働く前段階の意思決定についての研究ですが、働き方についても自己決定が幸福感に寄与する可能性は高いのかな、と個人的に思っています。また、職場の人間関係は自己決定以上に幸福度に寄与するそうで、「フラットさ」「自由」「多様」の重要性を感じられる調査結果と言えそうです。

セッションはその後、「自分なら何ができるか」のブレストに移ります。渋谷区内のエリアである「ダガヤサンドウ(千駄ヶ谷+北参道)」や、神宮前・原宿周辺を"実験場"に、「幸せに働くためのアイデア」を具現化しようとしているとのこと。実際にある神社や文化施設など、具体的な資源が前提にあることで、面白いアイデアがどんどん湧いてきます。

今年度3月まで続くこのプロジェクト。オープンセッション後も、プロジェクトメンバーの方々がジェイフィールでディスカッションをする日も!
jfeelでのMTG写真.jpg

様々なセクターが知恵を結集し、どんどん行動に移していく姿を見ていると、またあの日の「渋谷」に、今度は違う形で会えるような気がしてきます。今からすごく楽しみです!ジェイフィールとしても、できることをどんどんやっていきましょう!(ね!片桐さん!)

「ティール組織」勉強会
 書籍解説者の嘉村賢州さんにお越しいただきました 2018年12月14日

12月10日、ジェイフィールメンバーが集まってティール組織の勉強会を行いました。
今年の1月に出版され、話題となっている『ティール組織』(フレデリック・ラルー 著/英治出版)の解説者である、嘉村賢州さんにお越しいただきました。
嘉村さんは場づくりの専門集団NPO法人場とつながりラボhome's viの代表理事であり、東京工業大学リーダーシップ教育院 特任准教授なども務めておられます。
嘉村さんが目指す社会は、個人が個性をありのままに出し合い、可能性が交じり合って、予想もしない面白い価値や文化が生まれる社会です。そのための「場づくり」をして、社会の土壌を創っていきたいという考えで活動をされています。
ジェイフィールと通ずるところがあるように思いました。

ティール組織についてはご存知の方も多いと思いますが、嘉村さん曰く「かなり誤解されている方が多い」とのこと。
現在のピラミッド型の階層構造を崩せばいいというものではないし、
何か特別な、優秀な人だけのものでもない。
また、ティールは目指すべきものではないし、これが正解とは言っていない。
ということが前提としてあります。

IMG_2653.jpg

ティール組織の詳しい内容はここでは控えますが、
メンバーからは「ティール組織では採用はどのようにしているのか」「ティール組織になる段階に順序はあるのか」「ティールの要素を一部だけ取り入れることはできるのか」などなど、質問がたくさん出ました。
嘉村さんはひとつひとつに丁寧に答えてくださいました。その答えには実感がこもっており、ご自身の体験でないことでも、実際に見た組織のことや、ラルー氏から聞いたことなど、"実際にあること"からの答えでした。

限られた時間でしたが、ティール組織という興味深いテーマと、嘉村さんの素敵な人柄が相まって「もっとお話したい!」と名残惜しさを感じながら勉強会を終えました。

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