「週イチ・30分の習慣でよみがえる職場」を読んだ大田健次郎さんが、自身が代表を務めるマインドフルネス研究所のブログで本のことを紹介してくれました。
当研究所では西田哲学を実践化し、常に「内省」することで自己を成長させる→社会も個人も幸福になるということをはかっています。
これは主に個人で実践することですが、「マネハプはそれを職場の全体に広げていくので、組織と自己の双方が成長していくことが実証されているわけです。マネハプは、内省=自己洞察の重要性を証明しているといえますので、大変感動いたしました。」という感想をいただきました。
八重洲ブックセンターでも、この本をフェアに選出してくださったビジネス書担当の方が、
「考える、ということが大切な時代」と選出の理由を語ってくださいましたが、今回も同じような感想がありました。
「最近メディアなどで見るさまざまな問題は個人の内省不足が原因であり、
内省の必要性が感じられているのではないでしょうか。
こんな時、御著が、広く読まれて、多くの組織で
マネハプが広がれば、住みよい日本になるだろうと思います。」
ブログの最後は次のように締めくくられています。
「自分の組織には問題がないと思っていても、実は気がついていない風土があるのだ。すべての組織でマネハプを実践すれば、活力があり、メンバーが生き甲斐を感じる組織となり、質のよい制品サービスを提供できるはずである。すべての組織人にすすめたい本である。」
西田哲学はポイエシス(社会的行動。ものを作る、サービスを作るなど)即プラクシス(自己の成長)という考えですが、「マネジメントは人生そのもの」というミンツバーグ教授の考え方と相通ずるものがあるようです。