ジェイフィールのメールマガジン 感情ルネサンス
~仕事が面白い 職場が楽しい 会社が好きだ~
★☆今までの当たり前を問い直し、みんなで真の幸せを追求する組織づくりへ★☆
平素よりメールマガジンをご覧いただき、
誠にありがとうございます。
ジェイフィールの山田です。
今年最後のメルマガとなりました。
ご愛読くださった皆さま、本当にありがとうございました。
ジェイフィールは今年改めて「人のための組織づくり」という言葉を強調してきました。
創業当時からずっと言い続けてきたことですが、今改めてこの言葉を掲げています。
高橋が2017年11月に出版した「みんなでつなぐリーダーシップ」はまさに「人のための組織づくり」について世の中に問い直した一冊でした。
なぜ「誰も管理職になりたくない」のか。
若手が違和感を感じているのは「組織のための人」であることに幸せを感じられないということです。
なぜ上司から一方的に仕事を割り振られるのか。
なぜ売上や利益が最優先なのか。
なぜ個人の事情を考慮しない異動や配置転換を命じられてしまうのか。
今までの当たり前を問い直し、みんなで真の幸せを追求する組織づくりへ。
「組織のための人づくり」から「人のための組織づくり」へという言葉は、そんな社会を目指そうと掲げているテーマです。
組織のために働くのではなく、人の幸せのために働くということ。
個人の幸せは一人では実現できない。
一人ひとりの幸せのために応援しあえる関係づくりを真剣にやっていこうと思うのです。
来年最初のセミナーは「新春対話セミナー 平成の次の30年をどうつくるか」です。
Z世代、ミレニアル世代にも参加してもらい、次の30年でつくりだしていく社会、企業というものについて議論します。
若い世代と一緒に議論したい、未来の姿を一緒に描きたいと思う方はぜひ、お集まりください。
それでは皆さま、よいお年を!
来年もよろしくお願いいたします。
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ジェイフィールのHPが新しくなりました。
スマホでも見やすくなりましたので、ぜひご活用ください。
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【目次】
1)ここからはじめる「人のための組織づくり」新春対話 セミナー
平成のつぎの30年をどうつくるか
~Z世代、ミレニアル世代とともに~
2)リフレクションラウンドテーブル ファシリテーター養成講座
◇◇ベーシックコース◇◇
3)What's NEW!!
4)編集後記
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1)ここからはじめる「人のための組織づくり」新春対話 セミナー
平成のつぎの30年をどうつくるか
~Z世代、ミレニアル世代とともに~
平成が終わり、新たな時代が始まろうとしています。
私たちは次の30年をどのような30年にしたいのでしょうか。
昭和から平成に変わり、バブル経済が崩壊し、新たな経済原理が求められました。
特に企業は、無駄を排除し、効率性や生産性を高め、より高い成果を生み出す組織体へと進化することが
求められました。それは企業が存続するために不可避だったのだと思います。
でもその結果、今の企業で働く人たちは幸せになれたのでしょうか。
平成が終わり、新たな時代を迎え、私たちは次のチャレンジを受けることになります。
情報技術の更なる進化は、人にしかできない仕事が何かを問うことになるでしょう。
多様化する価値観と働き方は、組織と人との関係を大きく変えていくかもしれません。
今までの当たり前を問い直し、人が幸せになるための新たな原理が求められています。
私たちはこれからの30年をどういう時代にしたいのか。
組織と人との関係をどう変えたいのか。企業という組織体をどう進化させたいか。
そのために、わたしたちはこれからどのような一歩を踏み出すべきか。
世代を超え、性別を超え、価値観を超え、一緒に議論していきませんか。
これからの未来をつくるZ世代、ミレニアル世代など、新たな価値観を持つ人たちと
一緒に、次の30年でつくりだしていく社会、企業というものについて議論します。
若い世代と一緒に議論したい、未来の姿を一緒に描きたいと思う人。
ぜひ、お集まりください。
私たち世代が未来に向けて、今何をすべきか。一緒に考えましょう。
【日時】2019年1月23日(水) 18:00~21:00(開場 17:30)
【会場】弊社オフィス コミュニティスペース
【詳細・お申込み】/seminar/detail/post_112.html
★★HRポータルサイト『日本の人事部』に高橋克徳のインタビュー記事が掲載されました!★★
『「人のための組織づくり」への発想の転換 今、企業へのあり方が問い直されている』
「組織の利益のために個人はどう動くべきか」という発想で「組織のための人づくり」をしてきた
今までの組織のあり方では、結局は誰も幸せになれないと若い世代は感じています。
「本当にやりたいことはこれだ」という、組織のために犠牲にされていた「人の思い」を生かすことが「人のための組織づくり」の発想です。
これからの組織のあり方、リーダーシップのあり方について、語っていますのでぜひお読みください。
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2)リフレクションラウンドテーブル ファシリテーター養成講座
◇◇ベーシックコース◇◇
マネジメント能力開発の新基軸であるリフレクションラウンドテーブル(以下RRT)の考え方と、
背景にある理論を理解し、セッションを運営できる人を養成、認定するプログラムです。
当ベーシックコースでは、人と組織の変容プログラム、RRTの骨格となる「内省と対話」について深め、
セッション運営のためのファシリテーションのスキルとマインドを学んでいきます。
また背景にあるマネジメントの権威ミンツバーグ教授の立ち位置と理論のポイントを概観し、
組織開発を進める社内ファシリテーターに広く役に立つ内容になっております。
【日時】2日間のプログラムとなります。
34期:2019年2月26日(火)10:00~18:30(開場 9:45)/2019年2月27日(水)9:30~17:30
【会場】弊社オフィス コミュニティスペース
【詳細・お申込み】/seminar/detail/_28_29.html
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3)What's NEW!!
12月14日 「ティール組織」勉強会 書籍解説者の嘉村賢州さんにお越しいただきました
12月17日 タイガーモブ×ジェイフィールコラボセミナー 『次世代育成3.0』を開催しました
3.0とは何でしょう?
12月17日 第3回:CSRの現場からこんにちは!
「働き方改革」を「働きたい改革」へ ~渋谷をつなげる30人におじゃましました!~
12月25日 OPINION 高橋克徳「組織のための人」から「人のための組織」へ
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4)編集後記
1年が過ぎるのは早いですね。
皆さまにとって2018年はどのような1年でしたでしょうか。
毎年恒例の"今年の漢字"は「災」だったようですが、
「地球の寿命はあと40年」という試算があながち間違っていないのだろうと
思わざるを得ない1年でした。
今年、私自身が最も印象に残ったことは「思いプレゼン」でした。
ジェイフィールではメンバー1人ひとりの「思い」を語る場を設けています。
やりたいことは何なのか。
どんな思いを持って仕事をしているのか。
実現したいことは何か。
特に決まりはなく、自由に語っていい場です。
メンバー全員がお互いに語り合い、聞き合うという取り組みをしています。
私は映像とバイオリンを用いたプレゼンをやりました。
映像は今までやったことのない新たな挑戦。
そしてバイオリンは幼いころから続けている私のライフワークのひとつであり、
最大の自己開示になると思ったからです。
当日は"清水の舞台から飛び降りるとはこういうことか"というくらい緊張しました。
今まで見せたことのない自分を見せたと思います。
メンバーは受け入れてくれましたし、暖かい言葉をかけてくれました。
「やってよかった」と思いました。
自由になった気がしました。
その後、とても苦しみました。
パンドラの箱を開けたように感情があふれ出し、違う価値観を持つ人を受け入れがたくなった自分がいました。
しかしあるメンバーに「こういう時はむしろもっと関わった方がいい」と言われ、なんとか踏ん張ることができました。
そうしているうちに、自己開示をすると自己探求が深まることに気付きました。
いろんな自分が顔を出し、いちいち向き合うことになるので、そうならざるを得ないのです。
今もずっと「私は何がしたいのか。どう生きたいのか」と考え続けています。
改めて今「やってよかった」と思っています。
2019年も考え続け、悩んで苦しむことだろうと思います。
でも考えないよりずっといい。
生きている限り、悩みが晴れることはない。
しかし、ひとつまたひとつと目の前のことを乗り越えて、
気付いたら「自分」が築きあがっていくのだと思います。
今年も読んでいただき、ありがとうございました。
来年も書き続けますので、よろしくお願いいたします。
ジェイフィールのメールマガジン 感情ルネサンス
~仕事が面白い 職場が楽しい 会社が好きだ~
★☆若手の人口比率が世界水準の半分である日本。
銀行よりもデジタルを信頼する彼らがつくる未来とは★☆
平素よりメールマガジンをご覧いただき、
誠にありがとうございます。
ジェイフィールの山田です。
2019年、世界の人口77億人の32%をZ世代が占めると言われています。
ミレニアル世代は31.5%と、彼らは今や世界の主役です。
(国連の統計をブルームバーグが分析)
一方、日本ではZ世代の人口比率が15%と、世界の水準と比較して約半分になります。
先日、沖縄県が超高齢社会に突入し、すべての都道府県が超高齢社会となりました。
私たちは他国以上に積極的に若い世代と関わっていかないと、
世界から取り残されるということです。
つまり彼らの感覚・感性がわからないと、
世界的に受け入れられるものがわからなくなるということ。
世界と日本で大きなズレが生じることになるのです。
彼らは銀行よりもデジタルを信頼している世代です。
そんな世代を育成するとは、どういうことなのでしょうか。
12月11日に開催する
タイガーモブ×ジェイフィールコラボセミナー
『次世代育成3.0』
のサブタイトルは
「~もはや次世代ではないけど~」です。
当セミナーでは氷河期世代とZ世代の間にいるミレニアル世代にフォーカスします。
もはや次世代ではなく主役である20~30代の育成は
今まで通りでいいのでしょうか。
セミナーでは海外インターン派遣プログラムなどを提供している
株式会社タイガーモブの代表取締役 菊池恵理子様らに
世界の実情や問題意識などを語っていただきます。
また、ライオン株式会社、ブラザーインターナショナル株式会社といった
すでに取り組みを始めている企業から担当者の方にゲスト登壇していただきます。
この機会にぜひ、お集りください。
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【目次】
1)タイガーモブ×ジェイフィールコラボセミナー
次世代育成3.0 ~もはや次世代ではないけど~
ミレニアル世代は、世界の社会課題を解決できるか?
2)リフレクションラウンドテーブル ファシリテーター養成講座
◇◇ベーシックコース◇◇
3)編集後記
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1)タイガーモブ×ジェイフィールコラボセミナー
次世代育成3.0 ~もはや次世代ではないけど~
ミレニアル世代は、世界の社会課題を解決できるか?
ミレニアル世代が創るー未来の会社&未来の社会
「自分らしさx社会貢献xコミュニティ」で生む新世代イノベーション
若手が描く未来像が、組織を変える、当たり前を変える
社会性ある新事業が求められる近未来
ジェネレーションZが来る前に...何ができるか?
【基本構成】
I. タイガーモブの最新事例紹介
①海外企業インターン派遣プログラム
②新興国事業開発プログラム
私たちの問題意識と考え方
解説:タイモブさん事例の特徴と考え方
II.ジェイフィールの最新事例紹介
①大手企業R&D部門次世代リーダープログラム(ライオン社)
②外国人向け次世代リーダープログラム(ブラザー社)
解説:最新事例の特徴と考え方
III.次世代育成3.0
主要要素・手法~設計のポイント
導入に際しての留意点
総括
【ゲストスピーカー】
菊地恵理子様 (株式会社タイガーモブ)
菊池佳様 (株式会社タイガーモブ)
明間洋子様 (ライオン株式会社)
内藤礼登様 (ブラザーインターナショナル株式会社)
【司会進行&スピーカー】
佐藤将 (株式会社ジェイフィール)
【総括】
高橋克徳 (株式会社ジェイフィール代表)
【日時】2018年12月11日(火) 9:30~12:00(開場 9:00)
【会場】弊社オフィス コミュニティスペース
【詳細・お申込み】/seminar/detail/post_111.html
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2)リフレクションラウンドテーブル ファシリテーター養成講座
◇◇ベーシックコース◇◇
マネジメント能力開発の新基軸であるリフレクションラウンドテーブル(以下RRT)の考え方と、
背景にある理論を理解し、セッションを運営できる人を養成、認定するプログラムです。
当ベーシックコースでは、人と組織の変容プログラム、
RRTの骨格となる「内省と対話」について深め、セッション運営のための
ファシリテーションのスキルとマインドを学んでいきます。
また背景にあるマネジメントの権威ミンツバーグ教授の立ち位置と理論のポイントを概観し、
組織開発を進める社内ファシリテーターに広く役に立つ内容になっております。
【日時】2日間のプログラムとなります。
34期:2019年2月26日(火)10:00~18:30(開場 9:45)/2019年2月27日(水)9:30~17:30
【会場】弊社オフィス コミュニティスペース
【詳細・お申込み】/seminar/detail/_28_29.html
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3)編集後記
日本は若い世代と積極的に関わっていかないと...と冒頭で書きましたが、
私の周りにはZ世代もミレニアル世代もおらず、
またデジタルよりアナログが好きな私にとって
その世代はよくわからない存在でした。
しかし今年はZ世代、ミレニアル世代と出会う機会がたくさんありました。
Jfeelのコミュニティで彼らの考えや活動を知るうちに、
とても素敵な人が多いことに気付きました。
いろいろな視点で、いろいろなやり方で、社会の仕組みを変えようと
行動している人たち。
私が知らなかったさまざまな社会課題の現実を彼らから教えてもらいました。
先日来日し、Jfeelでも登壇してくれたジョナサン・ゴスリング教授は
環境問題に触れ、「こんな地球にしてしまった私たち上の世代を
若い世代は見ています。」
と指摘しました。
彼らに残すべき地球をこんな状態にしてしまって、
そんな人たちの言うことを誰が聞くと思う?と...
(詳しくはこちら)
さらに先日、ある若者がこう言いました。
「人はいつから椅子にもたれかかって話を聞くようになるのか」と。
若い世代は、本当によく見ています。
つまり私たちは自らを問い直すことから始めなければなりません。
今までと同じ頭で、同じメガネで、同じ物差しで、
若い世代を育成しようなんて、うまくいくはずがないのです。
何歳になっても、自分の経験だけに頼らず、自分を過信せず、
若い世代からも、上の世代からも学びながら
一緒に新しい世界をつくっていけたらと思います。
いや、つくっていかなければ、この危機的状況にある地球の存続が
危ういのです。