ジェイフィール2025.09.17
ジェイフィールは、「仕事が面白い」「職場が楽しい」「会社が好き」と、
子どもたちの前で堂々と言える大人を増やし、
良い感情の連鎖が起こる社会をつくりたいと考えている会社です。
今回の親子出社デーは、そんな想いから生まれました。
「夏休みの1日くらい、会社に気軽についてきてもいいのでは?」
「来た人同士で家族や子ども同士の交流が生まれたら面白いかも」
そんな発想から、8月8日“パパの日”に合わせて開催することになりました。
人はそれぞれ会社や学校、家庭など、いくつかの場に所属しています。
安心して過ごせる場所、良い感情が生まれる場を少しでも増やしたい——今回の取り組みも、そんな想いのひとつです。
お子さんとの再会
当日は休暇や学校行事と重なり、参加は1組の親子。実は3年前にも一緒にハイキングに行ったことがある親子で、今回が3年ぶりの再会でした。最初は少し緊張した様子でしたが、10分もすればすっかり慣れ、たくさん話をしてくれるようになりました。
午前中は「仕事」と「宿題」
お父さんと同じテーブルに座り、お父さんはお仕事、お子さんは持参した漢字ドリルで宿題に取り組みます。
宿題が終わると、音読の時間。読んでくれたのは、為末大さんの著書『生き抜くチカラ~ボクがキミに伝えたい50のことば~』。
夏休み中、毎日少しずつ読み進めているそうで、この日は特別に“2話サービス”で披露してくれました。お腹の底から響くしっかりとした声で、間の取り方も絶妙。言葉の一つひとつに気持ちが込められていて、大人たちも思わず聞き入ってしまいました。
ランチは定食屋さんで
お昼は近くの定食屋さんへ。オフィスワーカーでにぎわう中、お子さんも負けじとしっかり食べ、ごはんのおかわりまで!頼もしい姿に、大人たちもつい笑顔に。
午後はオフィス探検と創造の時間
午後はオフィス探検へ出発。…といっても広いわけではないので、あっという間に1周(笑)。
でも、その後は一気に体験モードへ切り替わります。机の下の防災ヘルメットをかぶってみたり、ボルダリングに挑戦したり、研修で使うレゴやホワイトボードで創造力を発揮。
気づけば次々と絵が描きあがり、壁一面にお子さんのワールドが広がっていました。大人たちもその自由な発想に驚かされ、見ているだけでワクワクするひとときでした。
嬉しいニュースも重なって
さらに、この日はもうひとつ特別な出来事が。ジェイフィールが長年取り組んできた「働く人の感情調査」の一環として実施した2025年4月の逆パワハラ調査が、『教育アンケート調査年鑑』(創育社)の巻頭調査として掲載された号が、ちょうどこの日に届いたのです。
お父さんは自分の仕事の成果が評価されたことを心から喜び、お子さんはお父さんの名前が載っているページをじっと眺めながら、お父さんのすごさを感じている様子でした。
親子で「仕事の意義」を共有できた瞬間は、まさにジェイフィールが目指す“良い感情の連鎖”そのものだったかもしれません。
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この日出社していたメンバーは、すでにお子さんが大きくなった人ばかり。
「よその子だからこそ余裕を持って向き合えるよね」
「孫が出来たら、きっとこんな感じなのかな?」
と笑いながら、懐かしさと癒しを感じる時間でもありました。
そしてお子さんが帰った後は、オフィスが急に静かになり、なんだか少し寂しい気持ちになるほどでした。