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まずはお詫びから。
伝えたいことを伝えきれずに、申し訳ありません。
ん? 何があったの?
と驚かせてしまったかもしれませんが、特別なことはなく、ただただ 伝えきれないということです( ・・ ; )
みなさんは伝えたいことを伝えきれていますか?
このニューズレターというものはテキストベースのコンテンツなので、私たちが伝えたいことを言葉にしてみなさんに届けています。
でも、伝えたいことの全てが伝えられるかというと、それは無理なことなのです。
「それならお詫びする必要はないではないか」
と言っていただけたら幸い。喜んで、お詫びを撤回します(笑)
「心の本体は内臓にある」
これは「身体は考える」という本からの抜粋なのですが、この言葉、何を言わんとしているのでしょうか…。
加えてこの本には、こんなことも書いてありました。
・本体である「腸(はらわた)」=「本音」に、新参者である「脳」=「建前」が増築されて、綱引きをしながら思考している
私は、社会人になってから「論理的に考える」「論理的に説明する」ということの大切さを言われてきました。
でも、これって「脳で考えろ」ということに近い気がしませんか。
建前だけとまでは言いませんが、少なくとも言葉にできないものが置き去りになりそう。
だとすると腸(はらわた)が…、ということです。
つまり、論理的でない(≒言語化できない)ことは聞いてもらえない、取り合ってもらえないということ。
そして、腸(はらわた)で感じている感覚・違和感がないがしろにされる。
でも、その感覚・違和感の中にこそ、何か大切なヒントが隠されているのでは!?
仕事をする上で、論理的であること、言葉で伝えることは大切であり続けるとは思いますが、一方で腸(はらわた)を置き去りにせずに、拾い上げることも大切。
だとすると、どうすればいいのでしょうか。
以前、弊社 親会社のアミューズが言った「人間に戻ろう」ということにヒントがあるかもしれません。
とりとめもなく書いてしまいましたが、みなさんはどうお感じでしょうか?
あ、伝わってないか(笑)
そうそう、そういえば先日弊社の代表の一人が重光から片岡に代わりました。
https://www.j-feel.jp/note/8n1ed_c9_l
引き続き何卒よろしくお願いいたします。
先日 私は、弊社親会社が企画運営している「能登半島地震 ボランティア」に参加してきました。
被災地に行って、まだまだ終わらない避難生活や、復興の進まない現場などを目の当たりに!
しかし「はっ」としたことがもう一つ。それは、ボランティア事務局からの以下のメッセージでした。
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ボランティアに参加する人だけが、被災者を助けているのではないです。
同僚がボランティア参加するといったとき、心よく送り出してくれる貴方も、
同僚の抜けた穴をフォローしてくれる貴方も被災者を助けていることに繋がっています。ありがとう。
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そうなんですよね。自分の仲間が快く送り出してくれないととても参加なんてできないです。
この4月、新入社員が入社した会社もたくさんあると思います。
研修や教育で、人事も、各チームの受け入れ担当者も、きっとてんてこ舞いですよね。
でも私、思ったんです。
「新入社員受け入れに直接には関わっていないその他大勢の”私たち”」にできることもあるかもしれない、と。
例えば、弊社親会社のように「ボランティアに参加したいのか、行って来いよ。仕事のフォローはこっちでやるぞ」って言える環境づくり。
例えば、「何か気になることがあったら、とりあえず声だしてみて」と日常的に言えるコミュニケーション文化の醸成。
さらには、「新入社員はどういった会社でどういった同僚と働きたいだろう?」と考えて行動すること。
こんな風に、人を助けることを考えられる会社っていいですよね。
「利他的になると幸せ度が上がる」
これは、幸福学を研究されている慶應義塾大学大学院 教授の前野 隆司さんの言葉ですが、隣の人のことを考えることは利他的になることの出発点。
そして、家族のこと、組織のこと、地域のこと、さらに広がれば社会のことが考えられるということになりますね。
そして、個々人だけでなく、会社が利他的になれば社員の幸せ度が上がるのではないでしょうか。
しっかりと社会のことを考え、向き合う会社って結構エンゲージメントもあがるようです。
っていうか、新入社員が働きやすい職場を考えてたら、自分が働きやすくなった!ってことになりそうです。
新入社員きっかけで、あなたが好きだと思える会社にしていきませんか?
今ちょっと何かできることないかなーと思ったあなた!あります。
下記ウェビナーアーカイブ映像この週末是非ご視聴あれ。
■社会課題セミナー特集
https://www.j-feel.jp/note/cf8_s_-q-o
<働く人と社会をつなぐシリーズ>
第1回:子どもが孤立しない社会を一緒につくる
第2回:自然や地域とつながる暮らしが、働く人たちに何を与えてくれるか
第3回:子どもの夢や思いを、大人と社会が本気で応援する!
第4回:人口が減るからこそ豊かになるひとづくり、まちづくり、社会づくりを実現したい!
第5回:想いをカタチに、未来をつむぐ:1人の100歩より、100人の1歩
第6回:ポジティブな力で足元から世界を変える
第7回:子どもの心の居場所を一緒につくる
<ウェルビーイングと教育>
なぜオランダは幸福度と競争力を同時に高めることができたのか
■新人育成
先進事例からニューノーマル時代の新人育成を考える
~おせっかいによる新人育成の変革事例~
https://www.j-feel.jp/note/n8tvww5ss
新年早々、いろいろなことが起きています。
多くの方々が不安の日々を過ごされていることに、心を痛めておられる方も多いと思います。
2011年3月の東日本大震災の際、アミューズグループでは宮城県名取市の社協のお手伝いに多くの社員が参加しました。わたしもその一人です。
実際に被災地に広がる光景を見たとき、そこにあった暮らしと命がものすごい力で失われたことを実感しました。自然の前での人間の無力さを痛感しました。
その中で、今でも心に重く、深く刻まれた避難所での光景があります。それは模造紙に大きな文字で書かれた貼り紙でした。
「最愛の妻と生まれたばかりの一人息子を大津波で失いました。いつまでも二人にとって誇れる夫・父親であり続けられるよう、精一杯生きます。被災されたみなさん、苦しいけど負けないで。 名取市職員S」とありました。
その貼り紙の前で、動けなくなりました。涙が止まりませんでした。
自然の力の前では、人は無力かもしれない。
それでも、残された人間は生きていかなければならない。
そのとき、そこに生きる意味を見出せるか。誰かのために生きられるか。
企業社会は大きく変わろうとしています。自分の幸せな働き方、生き方を選ぶこともできるようになるでしょう。でもそのとき、自分だけの幸せを考えるのか、周囲、社会、地球とのつながりの中で幸せを考えるのか。
会社も、社会も、地球も痛んでいます。それは、一人ひとりが自分の枠の中で生きることを強いられているうちに、自分がつながりの中で生かされているという感覚を持てなくなったからではないでしょうか。
わたしも山梨県に移住して3年が経ちました。地域の人たち、自然とつながる暮らしの中で、誰かのために何かをしたいという気持ちが膨らんでいるように思います。そんな一歩を応援し合える人づくり、会社づくり、社会づくりのために、今年も頑張ろうと思います。
ジェイフィール代表 高橋克徳