
詳細情報
「学びの多様化学校」をご存じでしょうか?
不登校の子どもたちの実態に配慮し、文部科学大臣の指定を受けて「特別の教育課程」を編成・実施できる学校です。
2024年、九州で初めて大分県玖珠町に開校したこの学校は、2年目を迎える今も県内外から多数の視察があり、NHKでも繰り返し特集されています。
https://tyu.oita-ed.jp/kusu/tayouka/
この学校の特徴は、授業や子ども同士の関係づくりの土台に「対話」を据えていること。
登下校時に設けられた「朝対話」「夕対話」では、子どもたちが自分の気持ちを言葉にし、仲間と共有する中で“自分を知る”経験を積んでいます。
今回のウェビナーには、この学校の立ち上げから関わり、今も現場で実践を続ける 脇こなぎ先生 をお招きします。
先生は取材や実践の中で、こう語っています。
• 「社会に対する当事者意識が育っていないことが課題」
• 「まず、“お互いは違う”という立場に立つこと」
• 「対話を通じて、自分を知り、人と違うことを怖がらずに表現する勇気を育てたい」
不登校経験をもつ子どもたちが、安心して言葉を交わし、学びに向かう姿。
そこには、先生自身が「ねばならない」から解放されたいという思いも重なっています。
こなぎ先生の実践は、“対話”と“ウェルビーイング”を軸に、教育の枠を越えて「人がイキイキと働き、生きる社会とは何か」を私たちに問いかけています。
働く大人にとっても、組織づくりに携わるリーダーにとっても、そこには多くの示唆があるはずです。
当日は授業を終えた放課後の教室からLIVEで参加いただきます。
現場の空気感をそのままお届けしながら、これからの教育と社会のあり方を一緒に考えてみませんか?
■ プログラム<16:00~17:00>
1. オープニング
-「なぜ今、先生も子どもも“ウェルビーイング”が大切なのか?」
2. 学びの多様化学校とは
-子どもの探求学習からの学び
-「対話」と「自己決定」を軸にした実践紹介
-教育と社会のつながり
3. クロストーク
-「対話 × ウェルビーイング」
4. まとめ&クロージング
■ ゲスト
脇こなぎ氏:大分県玖珠町立くす若草小中学校教員
1995年大分県日出町生まれ。3人兄妹の真ん中。父は高校教員。母の影響で小学2年生から大学4回生までバドミントンに打ち込む。大学卒業後、2020年から教員。前任校では全校児童1000人超の大規模小学校で4年担任と特活主任を担当した。
今の公教育の在り方、働き方に課題を感じ、オランダの学校視察へ参加。大人も子どもも幸せな学校の在り方を模索したいと思い、開校初年度からくす若草小中学校(学びの多様化学校)で勤務している。
アーカイブ映像配信も予定しております。
ご希望の方はウェビナー同様にこちらからお申込みください。
ファシリテーター
会場のご案内
オンライン(Zoom)によるウェビナー視聴参加
備考
・参加費は無料です。