2019.11
ジェイフィールのメールマガジン 感情ルネサンス
~仕事が面白い 職場が楽しい 会社が好きだ~
★☆人生100年時代。先が見えないからこそ★☆
平素よりメールマガジンをご覧いただき、
誠にありがとうございます。
ジェイフィールの山田です。
今年は「ベテラン社員活性化」について話を聞かせてほしいという依頼が多いと感じています。
数年前から社会的な課題として取り上げられていましたが、定年の年齢引き上げや再雇用後の労働条件についての議論が進む中、本格的な取り組みが始まりつつあるようです。
ベテラン社員の活性化問題は個人の問題として片付けるとうまくいきません。
個人がモチベーションを上げても、それを活かす土壌が組織にないと活躍できないからです。
よく役職定年後のモチベーション低下について悩んでいるという話を聞きますが、そもそも管理職にまでなった社員なら本人の能力は高いはずです。
そのような人を活かせないというのは、組織の仕組みと上司のマネジメントにも原因はあるのではないでしょうか。
12月12日に開催する『人生100年時代の組織作りを考える ~「働き方改革」から「働き続けたい組織改革」へ~』では、「働きやすく生産性の高い企業・職場」への改革ということで、西部ガス株式会社の取り組みを紹介いたします。
西部ガス株式会社は平成30年、厚生労働省が主催する「第2回 働きやすく生産性の高い企業・職場表彰」の大企業部門・優秀賞を受賞されました。
また同年、公益財団法人日本生産性本部が主催する「第10回 ワークライフバランス大賞」でも大賞を受賞されています。
ポイントは、ベテラン社員の活躍だけに取り組んだ企業ではないということです。組織全体として、誰もが活躍できる土壌づくりができ、結果としてベテラン社員も活躍ができているのです。
同社は平成23年から「しごと Re:フォーム推進活動」と命名した生産性向上活動を開始しており、全社一丸となって業務プロセスの見直しを実施してきました。
結果として、全社で時間外労働を平成23年(2011年)からの5年間で約25%削減に成功。
また、女性の活躍推進による女性管理職の増加、キャリアと育児の両立支援による育児休業利用者100%復帰を実現、そして高年齢者の活性化のための処遇改善や評価制度改定による意識変革の実施といった取り組みをしてきました。
セミナーでは、この取り組みをけん引してきた常務執行役員の髙山健司様にゲスト登壇していただきます。
また、今年何度も「ベテラン社員活性化」の取材を受けている、弊社コンサルタントの片岡裕司がファシリテーターです。
ぜひ、ご参加ください。
★5月29日に開催した「人、組織、社会の関係を根本から問い直す」イベントのダイジェスト映像、イベントレポートをHPのトップからご覧いただけるようになりました。
【目次】
1)★ゲストスピーカー 西部ガス 髙山健司様★
人生100年時代の組織作りを考える
~「働き方改革」から「働き続けたい組織改革」へ~
事例紹介 「働きやすく生産性の高い企業・職場」への改革 ~西部ガス株式会社の取り組み ~
2)マネジメントハプニングス®
ファシリテーター基礎講座◇1dayコース◇
~ 「内省」と「対話」におけるファシリテーターの基礎を学びたい方へ!~
3)リフレクションラウンドテーブル®
ファシリテーター養成講座 ◇◇ ベーシックコース◇◇
4)Managing Around the World:
RoundTables for Experienced Managers
5)What's NEW!!
6)編集後記
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1)★ゲストスピーカー 西部ガス 髙山健司様★
人生100年時代の組織作りを考える
~「働き方改革」から「働き続けたい組織改革」へ~
事例紹介 「働きやすく生産性の高い企業・職場」への改革 ~西部ガス株式会社の取り組み ~
●ベテラン社員だけでなく、すべての社員がイキイキと働ける組織とは
バブル入社組が50代に突入すると同時に、雇用延長が具体化される中、多くの企業がベテラン社員の活躍、戦力化に頭を悩ませています。
「ベテラン社員はモチベーションが低い」「新しいことに挑戦する気持ちがない」という声がありますが、本当にそうでしょうか。
一人ひとりを見ていくと、やる気があるのに仕事を任せてもらえない、研修を受けてモチベーションが上がっても職場に戻ると周りの反応が冷ややかといった実態もあるようです。管理職まで経験した社員ならそもそも能力も高いはず。そのような人材を生かせていない要因は、組織や上司にもあるのではないでしょうか。
この問題の本質はベテラン社員だけを切り出すのではなく、すべての社員が長いキャリアをイキイキとやりがいを持って仕事に取り組めるような組織作りであると考えます。このテーマは「働き方改革」と一体で、今後は「働き続けたい組織改革」に進化していく必要があるでしょう。
●「働きやすく生産性の高い企業・職場」として表彰されている西部ガスには何があるのか
西部ガス株式会社は平成30年、厚生労働省が主催する「第2回 働きやすく生産性の高い企業・職場表彰」の大企業部門・優秀賞を受賞されました。
また同年、公益財団法人日本生産性本部が主催する「第10回 ワークライフバランス大賞」でも大賞を受賞されています。
【日時】2019年12月12日(木)15:00~17:00(開場 14:30)
【会場】弊社オフィス コミュニティスペース
【詳細・お申込み】https://www.j-feel.jp/seminar/detail/post_120.html#top
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2)マネジメントハプニングス®
ファシリテーター基礎講座◇1dayコース◇
~ 「内省」と「対話」におけるファシリテーターの基礎を学びたい方へ!~
当講座では、マネハプを社内で進めていくために必要な知識と、その実践を体感して学んでいただけます。マネハプはとてもシンプルなセッションですが、本質的な「内省」と「対話」ができるようになるための効果的なファシリテーションのやり方があります。ファシリテーターとしてのあり方や、何を大事にすべきかを学ぶことで、セッションの質が高まり、マネハプが組織に及ぼす影響力も変わるはずです。ここで学んだことは、マネハプに限らず、リーダーシップを発揮する様々な場面で有効となるでしょう。
1Dayコースでは、プログラムの背景にあるマネジメントの権威ミンツバーグ教授の立ち位置や理論のポイントを理解し、組織開発を進める社内ファシリテーターに広く役立つ内容になっております。
また、マネハプを社内に拡げていくことで、職場での心理的安全性を高めることが期待できます。
【参加費】¥80,000(消費税別)*昼食がついています
【日時】2020年1月22日(水) 9:30~17:30(開場9:15)
【会場】弊社オフィス コミュニティスペース
【詳細・お申込み】https://www.j-feel.jp/seminar/detail/_start2018_1day_1.html
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3)リフレクションラウンドテーブル®
ファシリテーター養成講座 ◇◇ ベーシックコース◇◇
マネジメント能力開発の新基軸であるリフレクションラウンドテーブル</a>®(以下RRT)の考え方と、背景にある理論を理解し、セッションを運営できる人を養成、認定するプログラムです。
ミドルマネジャーが、毎週集まって、お互いの経験を持ち寄り、共感し合う仲間になっていく。そこに世界中の学者の知恵が結集したテキストをもとに、新しい視点が組み込まれていく。セッションを通じて、参加者が自信を持って日々のマネジメントと対峙し、さらに大きな動きの中心になる。
RRTは自ら学び、行動するマネジャーづくりのための実践プログラムです。
当ベーシックコースでは、人と組織の変容プログラム、
RRTの骨格となる「内省と対話」について深め、セッション運営のためのファシリテーションのスキルとマインドを学んでいきます。RRTの骨格である、5つのマインドセット、ベースにある理論、具体的運営方法について学び、5つのマインドセットの内、代表的テーマについて、セッションを体験頂きます。
また背景にあるマネジメントの権威ミンツバーグ教授の立ち位置と理論のポイントを概観し、組織開発を進める社内ファシリテーターに広く役に立つ内容になっております。
【参加費】¥150,000(消費税別)
【日時】2020年2月18日(火) 10:00~18:30/2020年2月19日(水) 9:30~17:30
【会場】弊社オフィス コミュニティスペース
【詳細・お申込み】https://www.j-feel.jp/seminar/detail/2018_1.html
※連続2日間コース(2日間受講できる方が対象となります)
※ベーシックコース修了者はスタンダードコースの受講資格を得ることができます。
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4)Managing Around the World:
The RoundTables programme for Experienced Managers.
これからのリーダーには、自分の枠(フレーム)を越えた体験を通して、内省と対話を繰り返し、自らが変化し続けながら、他者と繋がる「自己変容型の知性」が求められます。
そのために必要なことは、「自分の思考の枠を越えた外の世界の体験」、「枠の外の世界から自分を見つめ直す立脚点の転換」、「異なる背景のリーダー同士での対話」を通して、リフレーミングすることです。
ROUND TABLEプログラムでは、様々なバックグラウンドを持った多業種、他社のリーダーと共に、外の世界へ踏み出す体験を行い、その気づきをベースに、自身が持ってきたフレーム(思考の枠)を越えていきます。また、多くの体感ワークや感性ワーク、即興ワークを通して、リフレーミングを続け、これまでのマネジメントを振り返り、問い直し、新しいリーダーとして、自分の組織、自分自身の未来ビジョンを語ります。
クロスカルチャーな環境でどのようにマネジメントするのか、多様性を活かしてどうインクルーシブなチームをつくるのか、VUCA時代xミレニアル世代xソサエティ50社会において、どうワクワクするリーダーシップを発揮するのか、皆さまと一緒に考えていきます。
今回、初の日本語版での実施になります。詳細情報に関しては、弊社コンサルタント、または、以下までお問合せください。
セミナー運営事務局:e-mail: seminar@j-feel.jp tel: 03-5468-8655
【対象】マネジメント職の方(管理職、及び経営役員の方)
【参加費】40万円 / お一人(管理職及び経営役員の方)
【言語】日本語(英語の場合、逐次通訳が入ります)
【日時】5日間コース:2020年6月22日(月)~6月26日(金)
【5日間の流れ】
1日目:他者と自分
2日目:外の世界と自分
3日目:未来の社会と自分
4日目:自分(アイデンティティ)と自分(オーセンティシティ)
5日目:未来ビジョンを語る
【会場】弊社オフィス コミュニティスペース ※その他、フィールドワーク(2日目)~郊外宿泊(3~5日目)を予定しております
【詳細・お申込み】https://preview.j-feel.jp/seminar/detail/post_117.html
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5)What's NEW!!
11月15日 HRカンファレンスで講演いたしました!
『リーダーシップOSを組み換える~経営リーダーの土台をつくる6つの"C"~』
11月19日 セミナーを開催いたしました!
『なぜわたしたちは、経営者と社員が一緒にイキイキする企業に革新できたのか』
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6)編集後記
先日、寺島実郎「知の再武装」ライブ・ビューイング塾に行ってきました。
寺島実郎さんが講義をする「寺島塾」を映画館などで見ることができるもので、例えば私はTOHOシネマズ日比谷で受講しています。
寺島さんの講義では「金融経済と実態経済の乖離はなぜ起こるのか」といったことを一貫したテーマとしており、それを紐解く経済や政治などの歴史解説、世界的な流れや日本における問題点など、多岐に渡るお話が大変面白い内容となっています。
講義の後半は毎回異なるゲストが来て、寺島さんと対談します。
第7回となる11月は加藤登紀子さんがゲストでした。
加藤登紀子さんは1943年に満州で生まれました。
終戦後、満州にいた日本人は難民となったわけですが、まさに加藤さんも母親・兄弟と4人で難民となりました。
そんな加藤さんが対談で残した言葉が印象に残りました。
「人は自分で生きのこらなければならない」
満州で3人の子どもを抱えたお母様は2歳の加藤さんにも「1人で歩かないと死ぬよ」と教えていたと言います。
私はふと『風邪と共に去りぬ』という映画を思い出しました。
1939年にアメリカで公開されたこの映画は名作と言われ、アカデミー賞を9部門で受賞しました。
私が思い出したのは主人公のスカーレットが南北戦争によって何もかも失って、畑で生の人参をかじりながら「この試練に私は負けません。生き抜いて見せます!」と神に誓うシーンです。
スカーレットはお嬢様育ちですが、意思が強く、賢く、たくましい女性です。
神に誓ったあと、本当に身を粉にして、あらゆる手段を用いて這い上がっていきます。
めそめそと泣く妹や友人を養い、タラという土地を絶対に離さず、自分の生活を確立していくのです。
どちらの話も「先が見えなくなった」状況で、どう生きるかを決めるのは自分だと決意した点で似ています。
「経営者が頭が固いから」
「上司の考え方が変わらないから」
といった理由で、組織やチームの変革を「難しい」と言う声を耳にします。
確かにそれは難しいことです。
しかし、どうするかは自分なのです。
評価や承認を目的とするのをやめ、自分がどうあるのかを目的にすると状況は変わっていくように思います。
2019年の今もVUCAと言われ、先が見えない時代です。
先が見えないということは、自分次第で未来を大きく変えることができる機会でもあります。
おまけに「100年時代」ですから未来は長いのです。
機会がありましたら、ぜひ『風邪と共に去りぬ』を見ながら、自分だったらどうするかな...と考えてみてください。
ジェイフィールのメールマガジン 感情ルネサンス
~仕事が面白い 職場が楽しい 会社が好きだ~
★☆個々の自発性と創造性を引き出すと言いながら、実は抜け出せず悩んでいる人たちへ★☆
平素よりメールマガジンをご覧いただき、
誠にありがとうございます。
ジェイフィールの山田です。
今回は11月13日に日本の人事部「HRカンファレンス 2019秋」で講演する高橋のメッセージを紹介します。
情報技術のさらなる進化、仕事への意識の変化、多様な働き方の実現といった動きは、
事業のつくり方、組織運営や人材マネジメント、リーダーシップのあり方に根本的な問い直しを迫っています。
人の可能性と技術を結び、VUCA時代を切り拓く新たな組織づくり、人づくりが求められているのです。
ところが上位下達型のマネジメントが強く、そうした関係の中で育ってきた経営層、管理職層が中心の企業では、個々の自発性と創造性を引き出すと言いながらも、実際は管理型、統制型から抜け出せずにいます。
馴染んできた上司と部下の関係、そこで培われた意識から、どう抜け出し、どう振舞えば良いのかわからないというのです。
私自身、自分が組織を引っ張る意識が強くなりすぎて、周囲の感情が見えないまま意見を主張してしまうことで、組織の中での自由な意思や対話を奪っていたことに気づかされたことがありました。
リーダーとして頑張ろうと思うほど、空回りする。逆に、出すぎてはいけないと思うと、踏み込めなくなる。
こんなリーダーも多くいるのではないでしょうか。
一人ひとりの中にある無意識の能力に気づき、異なる意見の背景にある思いに気づき、人の痛みに寄り添いながら、自分自身の弱さも受け入れ、そこから真の自分を見出そうとする。
そして、時に勇気をもって信念を貫き、真の信頼を得ていく。
こうした振舞いを通じて、みんながリーダーシップを発揮できる組織文化をつくっていく。
HRカンファレンスの講演では、このプロセスをもとに、新たなリーダーシップOSとは何かを一緒に考えていきます。
HRカンファレンスの講演は満席となりましたが、企業革新の事例紹介セミナーをジェイフィールで開催いたします。
経営者層と社員が本音を出し合い、違いを認めて一緒に壁を乗り越えていく文化ができたという株式会社ネクスウェイの事例を紹介し、組織が変わる実態についてお話いたします。
株式会社ネクスウェイの取締役、田中宏昌様や、高橋と直接話せる機会となっておりますので、ぜひご参加ください。
★5月29日に開催した「人、組織、社会の関係を根本から問い直す」イベントのダイジェスト映像、イベントレポートをHPのトップからご覧いただけるようになりました。
https://www.j-feel.jp
【目次】
1)高橋克徳登壇!★ゲストスピーカー ネクスウエイ 田中 宏昌様 ★
なぜわたしたちは、経営者と社員が一緒にイキイキする企業に革新できたのか
~事例紹介 違いを認め合い、ともに未来をつくる企業へ 株式会社ネクスウェイの取り組み~
2)★ゲストスピーカー 西部ガス 髙山健司様★
人生100年時代の組織作りを考える
~「働き方改革」から「働き続けたい組織改革」へ~
事例紹介 「働きやすく生産性の高い企業・職場」への改革 ~西部ガス株式会社の取り組み ~
3)コミュニティイベントのご案内「なぜZ世代は、気候変動にアツイのか」
4)編集後記
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1)高橋克徳登壇!★ゲストスピーカー ネクスウエイ 田中 宏昌様 ★
なぜわたしたちは、経営者と社員が一緒にイキイキする企業に革新できたのか
~事例紹介 違いを認め合い、ともに未来をつくる企業へ株式会社ネクスウェイの取り組み~
●部長、事業部長、経営リーダー層の方々にオススメ!
・自分がリーダーとして頑張ろうとするほど周囲との距離を感じている
・社員の本当の気持ちを知りたいが、どうしたらいいのかわからない
・社員との間にギャップが生まれているように感じている
●経営者も社員も一緒にイキイキできる会社へ~株式会社ネクスウェイについて~
株式会社ネクスウェイの理念は「FOR MOVIN' 想いを情報でつなぎ、躍動する社会をつくる。」です。
「コミュニケーション支援が生業」という同社ですが、本当の意味でいいコミュニケーションが取れていない側面もありました。
2017年に行った理念・ビジョンの見直しはひとつのきっかけです。経営リーダー層が社員の本音を聞き、自分の想いを伝え、お互いに本音を語り合うことから始まった企業革新。理念の見直しにおいても、社員の意見に耳を傾けたといいます。
今では社員一人ひとりが想いをベースに仕事をする会社になりました。違いを認め合い、一緒に壁を乗り越えていく文化ができたのです。
当セミナーでは取締役の田中宏昌様に実際の取り組みやご自身の想いについてお話いただきます。
★ゲストスピーカー 株式会社ネクスウェイ 取締役相談役 田中 宏昌様
1986年株式会社リクルート(現株式会社リクルートホールディングス) へ入社。
2004年リクルートより分社独立し、FAX一斉同報サービスなどのコミュニケーションサービスを主力事業とするネクスウェイが設立。同タイミングでネクスウェイに転籍。
2013年代表取締役社長に就任し、設立10周年目を機に改めて会社作りを推進。
2019年代表取締役満期に伴い退任。現在は取締役相談役として後世育成に取り組んでいる。
【日時】2019年11月18日(月)14:00~17:00(開場 13:30)
【会場】弊社オフィス コミュニティスペース
【詳細・お申込み】https://www.j-feel.jp/seminar/detail/post_119.html
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2)★ゲストスピーカー 西部ガス 髙山健司様★
人生100年時代の組織作りを考える
~「働き方改革」から「働き続けたい組織改革」へ~
事例紹介 「働きやすく生産性の高い企業・職場」への改革 ~西部ガス株式会社の取り組み ~
●ベテラン社員だけでなく、すべての社員がイキイキと働ける組織とは
バブル入社組が50代に突入すると同時に、雇用延長が具体化される中、多くの企業がベテラン社員の活躍、戦力化に頭を悩ませています。
「ベテラン社員はモチベーションが低い」「新しいことに挑戦する気持ちがない」という声がありますが、本当にそうでしょうか。
一人ひとりを見ていくと、やる気があるのに仕事を任せてもらえない、研修を受けてモチベーションが上がっても職場に戻ると周りの反応が冷ややかといった実態もあるようです。管理職まで経験した社員ならそもそも能力も高いはず。そのような人材を生かせていない要因は、組織や上司にもあるのではないでしょうか。
この問題の本質はベテラン社員だけを切り出すのではなく、すべての社員が長いキャリアをイキイキとやりがいを持って仕事に取り組めるような組織作りであると考えます。このテーマは「働き方改革」と一体で、今後は「働き続けたい組織改革」に進化していく必要があるでしょう。
●「働きやすく生産性の高い企業・職場」として表彰されている西部ガスには何があるのか
西部ガス株式会社は平成30年、厚生労働省が主催する「第2回 働きやすく生産性の高い企業・職場表彰」の大企業部門・優秀賞を受賞されました。
また同年、公益財団法人日本生産性本部が主催する「第10回 ワークライフバランス大賞」でも大賞を受賞されています。
【日時】2019年12月12日(木)15:00~17:00(開場 14:30)
【会場】弊社オフィス コミュニティスペース
【詳細・お申込みhttps://www.j-feel.jp/seminar/detail/post_120.html#top
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3)コミュニティイベントのご案内「なぜZ世代は、気候変動にアツイのか」
日本で若い世代が中心となって、気候変動へのアクションをリードするをミッションに、今回、参加学生たちが「The Climate Reality Project」に参加して学んだことを発信し、これからの解決に向けたアクションをみなさんと共に考えます!
[概要]
スウェーデンの高校生環境活動家 グレタ・トゥーンベリさんに代表されるように、多くの若者が懸念する「気候危機」。
近年深刻化する自然災害や、エネルギー、環境問題など、私たちの日常生活にも強く関わる問題が目に見える形で現れています。
そのような中で、10月に東京で開催された、アメリカ元副大統領アル・ゴア氏主催のThe Climate Reality Project 東京トレーニング。環境問題の現状共有から、実際に政府・企業・市民など様々なステークホルダーがどのように解決に導けるのか、意見交換する場となりました。
そして、このプログラムの参加をきっかけに、環境問題に対してアクションを起こしたい多くの学生が集い、それぞれ行動に移しはじめています。
環境問題やサステナビリティなど、関心のある方はぜひお越しください。
<OUTLINE (予定)>
18:30- 開場
19:00- ごあいさつ・運営メンバーによる自己紹介
19:10- The Climate Reality Project 東京トレーニングについて、学びの共有
20:00- 休憩
20:10- ワークショップ
21:00 終了 ※終了後、懇親会予定
11月20-21日に開催されるThe Climate Reality Projectの「24 Hours of Reality: Truth in Action」に合わせ、「気候変動」をみなさんと一緒に考えるイベントです。
*「The Climate Reality Project 東京トレーニング」について:https://www.climaterealityproject.org/apply/tokyo
<参加応募フォーム>
https://forms.gle/vPcdEVcyAnqBk4iu5
【日時】2019年11月21日(木)19:00~21:00
【会場】弊社オフィス コミュニティスペース
【参加人数】30名限定
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4)編集後記
皆さんは「仕事が面白い、職場が楽しい、会社が好きだ」と心から言えますか?
この3つすべてに「はい!」と言えるでしょうか?
ジェイフィールの思いの起点はここにあります。
「仕事が面白い、職場が楽しい、会社が好きだ」と心から言える人を1人でも増やしたいという思いで立ち上がり、それからの12年、時に迷いながら、時につまずきながら歩み続けてきました。
その間に「働き方改革」という言葉が広がり、少しずつ社会全体が「問い直し」を始め、ジェイフィールの思いに共感する人も増えてきたと感じます。
しかしながら、まだまだ「ありたい姿」には遠くて悩んでいる人は多い。
それは経営者でも、ベテランでも、ミドルでも、若手でも同じだと思います。
ヘンリー・ミンツバーグ教授が「マネジメントは日々の営み」だと言ったように、働き方改革も組織変革も「日々の営み」なのです。
私たちは理論の中で生きているわけではない。
そこにどれだけ向き合えるかだと思います。
「HRカンファレンスに久しぶりに出ましょう」と言ったとき、高橋は「経営層に向けて語りたい」と言いました。
高橋自身がジェイフィールの代表ですから、様々な思いを持っています。
ネクスウェイさんとは高橋自身が本音で語り合うところから始まり、「本当にこの会社をよくしたい」という強い思いから組織革新のお手伝いをさせていただきました。
経営者にも変化があり、社員にも変化があり、その様子を見ていくうちに「組織のための人から、人のための組織に、本当に変わらないと社会全体がよくならない」と改めて感じたようです。
高橋の心からの思いをぜひ聞いていただけたらと思います。
HRカンファレンスはすでに満席となりましたが、11月18日の事例紹介セミナーでお待ちしております。
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